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カテゴリ:日常
お久しぶりですさおりです。
突然ですが劇場版レヴュースタァライトについて、その中でも「星見純那」について溜まった気持ちを書きなぐろうと思います。 タイトルにもある通り ネタバレあります。ネタバレ前提の感想というか気持ちの書きなぐりです。 今後見る予定の方、ちょっと映画見てみたいなあって方は読まないでください!!それでも大丈夫な方だけ下スクロール↓↓ はい、書いていこうと思います。実は21日に映画のサントラ+劇中歌アルバムが発売しました。 それが届いてから、改めて聴いてたら興奮が覚めやらずガチ夜眠れませんでした。徹夜した後対戦動画あげました、よろしくお願いします。 ※ブロマイドはまひるちゃんでした、可愛い。 私のツイッター見てくれてる方とか、周りの人なら知ってると思うんですが私がスタァライトで好きなキャラはまひるちゃんです(見た目雰囲気初見はクロちゃん)でもしいて言うなら…という感じで、珍しく9人全員好きなんですね。 この手の女の子が沢山出てくる作品って、私は絶対めちゃくちゃ好きなキャラとこいつ好きじゃねーなってキャラと別れるんですが、スタァライトはマジで全員好き。 思えば、この時点で自分の中でかなり異質な作品だったのかなと思います。 そんな好きなキャラの前振りがあったところでタイトルの「星見純那」ですが 〇真面目で頭脳明晰 〇眼鏡、学級委員長 〇武器が弓 〇ヴァイスだと唯一人権ありそうなのがトップ見れるだけの山集中 という、まあ「そういうキャラ」なんですよね。物語を動かす上でよくいる系といいますか、好きな人は好きよねの癖がつまったキャラといいますか。 私の中で特段じゅんなちゃーん♡ってなる要素は少ないわけなんです。 で、劇場版。 4回見たんですが 1回目 どうしようもない衝撃、友達にこんなに面白いことってある!?しか言えんかった 2回目 あらすじは分かってるから今度は細かく…ああむりいいいいい。衝撃が! 3回目 あれ…?わかっちゃいたけど純那めちゃくちゃかっこよくないか? 4回目 いやー4回目もよかった。けど、純那かっこよすぎないか!? だったんです、ざっと書くと(もっといろいろあるよ)。で、劇中歌を歌詞カード見ながら聴いた結果 星見純那おまえさああ!!!!!(涙 となってしまいまい、頭が大変なので今に至ります。 ここからは内容に触れながら書きますね。 まず、冒頭の進路決め。 純那は大学進学なんですよね。もともと、天堂真矢やクロディーヌ、香子のように才能があるわけじゃない。だけど、努力し続けスタァになることを諦めない。アニメではそういう描かれ方をしているので「あれ?」ってなりました「諦めちゃうの?」と。 純那本人も説明してくれて、電車でクロディーヌに「今はまだ、よ。」と諦めたわけじゃないけど、今はその時ではない。大学でしっかり勉強するわ的なことを言います。 まあ頭のいい彼女の分析だから、そういう選択肢もあるかぁ…って感じですがそれを野獣の眼光で見つめるやつがいたんですわ。 そうです、大場ななです 可愛い顔してるのにツイッターのサジェストが「生き恥」「酒」「DV」「足癖」「皆殺し」などでおなじみの、全体1500パンプと1コストで控室にいるキャラを強制的に舞台にあげるキャラです。 今思うとこのテキスト最高に大場なな。バナナイス 真矢、まひる、双葉の進路候補の宝塚みたいなとこに見学に行く途中。純那の発言をきいてちょっとすると、電車が仮面ライダー電王もびっくりな変形をして「皆殺しのレヴュー」が始まります。 そして流れる曲「wi(l)d-screen baroque」 死ぬほどカッコいい曲なんですが、歌詞は映画館では一部しか聞き取れなかったんです。セリフがかぶってる部分もあるし…それがまあまあ歌詞カード読んだら 「あなた 分かりますか?ルールが 分かりますか?」 やら 「キラめきがどうした 退屈だ その程度か 口ほどにもないな」 とか言ってやがりましたよw 他の6人(真矢、クロ、まひる、双葉、香子、純那)煽りだして文字通り皆殺しからの台詞 「なんだか強いお酒を呑んだみたい…」 カッコよすぎる。でもこの「お酒ー」のくだりで我らが純那ちゃんは「なな…私たちまだ未成年…」みたいなクッソマジレスして首ちぎれて血が噴き出て、死にます(舞台上で) その後真矢の言葉で、血は舞台装置、トマトってなったわけなんですが…それだと血まみれになるのは分かるけど首ちぎれるのおかしくない?って思ったんです。まあそういう事なんですよね。 どこかで諦めて、スタァを目指さなくなって。舞台上の台詞にも役になることもせずマジレスする純那など「舞台装置」だと。もはや舞台少女として板に立つ資格すらなくなったしまったのか、悲しい… で、話は進んで問題の純那とななの戦い。「狩りのレビュー」 ここで流れるのがレヴュー曲「ペン:力:刀」 ばななの口上が始まります 「今は今はと言い訳重ね 生き恥晒した醜い果実―」 いいスギィ!!君には死んでほしくないけど、醜く堕ちるくらいなら美しいまま今死んで♡愚かでかわいい純那ちゃん♡私が介錯してあげるね♡と自分の刀を差しだし自害を迫ります。初手、自害を迫る。WGP世界決勝でもみないプレイングよ。なんつーことよ。 それに対し、なんとか逃げて遠距離にもちこんだ純那。偉人の言葉を放ちながら、言葉が私の力!だと 「さあ その牙抜きましょう 逃げ惑う虎の仔 数多の星が道標となれば 私は舞台へ 流れ着く」 でも、ここまで追い詰められてもやっぱりまーだ生ぬるい、ふわっとした事言ってるんですよ。純那自身は。歌詞カード読むまでここまで鮮明には分かりませんでしたが…。 そんなんなんで、あっという間にばななに追い詰められて弓についてる宝石(キラめき)を砕かれ「純那ちゃんは眩しかったよ」と言われます。さらにマウントポジションで謎に写真とられて、刀を乗せた三方を足で差し出されます。1ターンに2回自害を迫られるのですOMG。 そして「どうして過去形なの…」と遂に泣き出してしまう純那に「あーあ、泣いちゃった」とオーバーキルして立ち去ろうとします。しかし!!ここで純那が覚醒。 「他人の言葉じゃ―駄目!!」 立ち上がり、砕かれた宝石を自害用の刀にぶっさし「アタシ再生産」します。そして口上 「人には運命の星あれど 届かぬ足りぬはもう飽きた 足掻いて 藻掻いて 主役を喰らう 99代生徒会長 星見純那 殺してみせろよ 大場なな」 殺してみせろよ―――大場ななぁ!!!!のところがもうかっこよすぎて書いてて思い出し涙しそうですわ。ここで「ペン:力:刀」も大きく曲調が変わり、私が衝撃を受けた部分につながっていきます。 「まだまだ此処から 歩みを止めない 我が道 ゆめゆめ諦める莫れ」 「燻る景色 果てる夢 夢に縋り霞を食え 借りた台詞こなすだけは お前の星は屑星だ」 ↑だから言い過ぎぃ!屑星ってw で、次 「まだまだ此処から 殺して見せろって!!ねえ!!」 とんでもねえ…。これ劇場だとこーろーしてーみせろー の部分しかはっきり聞き取れないんですよ。 まさか殺して見せろって!!ねえ!!ってこんなばななもびっくりの口の悪さで対抗してると思わないじゃん。誰よりも言葉を大切にしてた真面目で品行方正な俺たちの純那ちゃんが…。言葉を大切にする純那だからこそってキャストの佐藤日向さんが言ってました…。 ばななと剣を交えながら、レヴューは続き曲は更に加速していきます この部分はばななとの会話でほとんど劇中で聞き取ることは難しいです 「伊達に何度も見上げていないわ 限界も零も 踏み越えていく あなた今まで何 見てたの? これが私の 折れないペンよ 時に剣より 刀より強く」 ここの部分で私の感情のあれこれが臨界点を突破しました、対戦ありがとうございました。 「あなた今まで何 見てたの?」 こんなこと言ってたんですね…。これは「もう立ち上がらないで!私の純那ちゃんはこんな役じゃない!」って言いながら応戦してたばななにはもちろん私にも刺さったわけなんですよ。 レヴュースタァライトって時々メタ描写というか、視聴者に語り掛けてくる部分が演出としてあるんですが、私はこの部分をそう解釈してしまいました。 勝手に諦めたと決めて。純那はこういう役だと決めて。 眼鏡で、まじめで、生徒会で、弓使うやつは決して真ん中には立てないキャラだと―。 更に曲と共に台詞をたたきつけられます 「あなたが用意した役なんていらない!全部切り捨てる! 目が眩んでるのはあなたの方よ! 今ここにいる私が!眩しい主役!星見…純那だ――――!!!」 もう本当にごめんなさい…純那ちゃん…眩しいよ…主役だよ…。鳥肌がとまらねえよ…。 じゅんなだ―!!の部分、作画から演技から何もかも凄すぎますよね。 と、私は大場ななだったのか?状態になりました。 結果純那がレヴューに勝利。「やっぱり眩しい―」と泣いてしまうばななに 「泣いちゃった」と先程屈辱的に言われた言葉を小粋に返す純那。二人は別々の光の道へとまっすぐ進んでいきます。 書いてて思ったんですが「眩しい」と「目が眩む」同じ字なんですよね…こういうとこほんとに。 「幕を降ろそう いつか舞台で会える」 優しいメロディーと共に、レヴュー曲。そして「狩りのレヴュー」も幕をおろします― ―いやいや待ちなさいよ。 ばななはいいよ、いつか舞台で会えるよ。私はどうすんだよ、舞台に立てないよおいてかないでよ!って思ったのが昨日の劇中歌をきいてからの素直な感想ですw 劇場で見たときは、まさかのじゅんなななの激しいアウトレイジみたいなぶつかり合いと、武器を壊され、自害を迫られながらその刀を手に再び立ち上がり覚醒する純那がカッコよかった。 っていうシンプルな感想だったんですが、歌詞を読んでしまったらまた違った衝撃がね。 レヴュースタァライトっていう誰が主役になるかわからない作品を何度も見てきて、劇場版に何回も足を運んでおいて私は「何を見ていたんだ」と。 私はこの記事の冒頭に書きました。 まあ「そういうキャラ」なんですよね。と。 眼鏡で、まじめ系のキャラは物語を動かす上で必要なキャラだとしても真ん中に立つことはないと。 心のどっかで思ってたんです。でもそれを根っこからひっくり返された。 それが劇場版の「星見純那」だったわけです。 自分がなんとなく思ってた、当たり前の思想を根底からひっくり返される経験をしたからこそ劇場版の「星見純那」にものすごく惹かれたんだなと―。 えー、この2行を説明するために7500文字かかりましたw 少なくとも1人の人間がここままで熱く、インターネットに言葉を発信したくなるような作品だったんです劇場版レヴュースタァライト。しかもこれでレヴューいっこぶんしか書いてないのよ!?どういうこっちゃよ。 「キャラクターの感情で動かしている」って監督のインタビューにあった影響かなんかしらないけど感情を大きく揺さぶられるんですよ。ほんとに。 というわけで、いかがでしたか?ここまで読んでくれてる人はいるんでしょうかw もしいたらありがとうございます。 そして、アニメ見てよかったけど劇場版見てないなーって人は絶対見た方がいいです!アニメが肌にあったなら間違いなく楽しめる作品だし、劇場じゃないと再現できない音響とかもあるので。このご時世なので無理は禁物ですがね…。 スタァライト興味ないけど、この記事は面白かったよ。って人は是非劇中歌アルバム聴いてみてください!サブスクでも聴けるので。 はあ…今夜は眠れるでしょうか… 「wi(l)d-screen baroque」再生ポチ―――― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月23日 07時13分36秒
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